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2014年度下半期 大感想戦!

[投稿日]2015年4月30日 15:09

2014年下半期大感想戦!
2015年も早4ヶ月がすぎ、4月期作品も盛り上がり始めていますが、今回は2015年1月期および2014年下半期のランキングを振り返ります。

2015年1月期の総合順位
【アニ×me】では毎週、押された各話の[ミタ]を集計、そのランキングを発表していますが、今回は2015年1月期に放送が開始された作品を中心に、2015年1月から4月1週目までの[ミタ]の累計のランキングを見てみたいと思います。
2015年1月期のランキング第1位は『アイドルマスター シンデレラガールズ』です。1月の早い時期から週間ランキングに入ると、以降コンスタントに上位をキープし続けました。そして第2位は『艦隊これくしょん -艦これ-』です。1位の『アイマス』の差はこれまでになく僅差で、もう1日だけでも早く放送されていたら逆転してかもしれません。順位の動きを見ても、この2作品は抜きつ抜かれつを繰り返しているのが伺えます。どちらもソーシャルゲームを原作とした美少女モノなど共通項も多くありますが、今回は「アイドル」のほうにやや軍配が上がりました。しかし、その差は本当に僅かなものです。
続く第3位は『幸腹グラフィティ』です。食事シーンが妙に艶っぽいと話題になった本作。「テレビ」と「食事シーン」の関係は深いものがありますが、それをアニメでみせたスタッフの技術と努力の勝利といえるでしょう。第4位は『東京喰種(トーキョーグール)√A(第2期)』、続く5位に『アルドノア・ゼロ(第2期)』と上位3作品の“美少女”からやや離れた作品が入りました。いずれも前期(7月期)とほぼ同じ順位をキープ。第7位の『デュラララ!!×2承』も含め、続編・第2期作品は安定はしていましたが、その分、爆発力にかけた感もあります。
そして第6位には『冴えない彼女の育てかた』と、またしても美少女要素のある作品がランクインです。ただ、他にも美少女成分の高い作品は多いのですが、ランク上位に上がってきたのは『冴えない彼女の育てかた』を含め一部のみなので、キャラ・ビジュアルは重要とはいえ、それだけでは人気を獲得できない、ということが伺えます。そうした“美少女だけに頼らない”作品というべきが、第8位の『夜ノヤッターマン』と第9位の『ユリ熊嵐』でしょう。往年の名作のスピンオフ『夜ノヤッターマン』は過去作から大きくアレンジ、主客逆転の構造に痛快なストーリー展開でクール後半に[ミタ]を伸ばしてきました。対して『ユリ熊嵐』はタイトルといいメインビジュアルといい、美少女によるユリ展開…と思いきや、こちらも奇想天外な設定に予想できないストーリー展開で話題を呼びました。ただ、一見すると分かりにい部分も見られ、そうしたところが順位変動にも見られるようです。そして第10位には人気コミックをアニメ化した『暗殺教室』です。良質な原作に実写映画化の話題性もありましたが、1月期の時点では[ミタ]を伸ばしきれませんでした。
こうして見ると、青春・学園ものからアクション・バトル、ロボ……ジャンル的には比較的幅広くランクインしています。過去クール同様、美少女成分・コメディ成分がやや強めなのは最近の風潮かもしれませんが、1月期は『夜ノヤッターマン』『ユリ熊嵐』『暗殺教室』など、一種独特の“毒”がある作品も入ってきています。「甘くて口当たりのよい」だけでは印象に残らないということでしょうか。
[ 2015/1/12〜2015/4/6の週間ランキングの変動:2015年1月期作品 ]
2013年4月期以降に放送が開始された作品全体で見ると、1月期のトップは『SHIROBAKO』となりました。2014年中はほとんど目立ちませんでしたが、10月期の強豪作品の多くが終わったこともあり、1月以降は順位を急上昇させ、週間ランキングでも1位が6週とクールの半分でトップを取り続けました。アニメ業界の内幕を描くなど話題性のみが先行しているようにも見えましたが、キャラクターの描きかたなど内容もしっかりしていたことが評価につながったようです。
そして2位の『七つの大罪』以下、『寄生獣 セイの格率』『四月は君の嘘』と続き、1月期トップの『アイドルマスター シンデレラガールズ』はようやく5位でランクインです。週間ランキングの順位変動を見ても、実は2015年1月期作品が一度も1位を取ることができないまま、4月を迎えており、前期の作品が強かったことが分かります。また注目したいのは10月期作品の大感想戦ではランク外だった『四月は君の嘘』が急上昇してきたことです。音楽と合致した美しい映像演出、瑞々しく切ない心情描写など、原作の魅力をアニメとして昇華させ、放送後半で一気に視聴者をつかんできました。序盤の出遅れで順位こそ4位ですが、10月期作品の一番の成長株と言えるでしょう。
また、1月期のみのランキングよりも美少女成分もだいぶ薄くなっており、バトル・アクションやファンタジーはまだまだ健在、というところでしょうか。

(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
(C)鈴木ジュリエッタ/白泉社・神様はじめました製作委員会2015
(C)2014いときち/株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊/オレフロ製作委員会
(C)つかさ・講談社/銃皇無尽のファフニール製作委員会
(C)あわむら赤光・SBクリエイティブ/ワルブレ製作委員会
(C)XEBEC/FAFNER EXODUS PROJECT
(C)2014 成田良悟/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/池袋ダラーズ
(C)イクニゴマモナカ/ユリクマニクル

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